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−ワインのおいしい飲み方−

フランスの有名なワイン生産地ボルドーでは、春から夏にかけて、日当たりの良いカフェのテラスで、人々が冷たく冷やしたロゼワインをグラスで飲む光景をよく目にします。
おいしくワインを飲むコツは、あまり堅苦しく考えずに、好きなワインを好きなように楽しむのが一番だと言えます。ただし、よりおいしく飲むためには、基本的なルールがあるのでご参考まで。

●サービスする温度
1.スパークリング
・通常 4℃〜8℃
・ヴィンテージ・シャンパーニュ 高め
2.白ワイン
・甘口〜辛口 4℃〜10℃
・上級 10℃〜14℃
3.赤ワイン
・軽〜中タイプ 10℃〜16℃(ボージョレ〜ブルゴーニュ)
・重いタイプ  16℃〜20℃(ボルドー)

●飲む順番
1.白ワイン→赤ワイン
2.辛口ワイン→甘口ワイン
3.軽いワイン→重いワイン
4.若いワイン→古いワイン
5.並質ワイン→上質ワイン
(例*赤ワイン→貴腐ワインなど甘口)

●古いワインを飲む場合
1.飲む1週間前までには、ワインを立てて、オリをビンの底に沈殿させる
2.デキャンタージュする(ワインをビンから他の容器に移す)
・オリ(タンニンや色素分成分が結晶化したもの)を取りのぞくため
・ワインを空気に触れさせ、眠っていた香りを目覚めさせるため
・温度を適温にするため
・お客様を喜ばせるため。一種のパフォーマンス。

●ワインの保管
<暗・湿・寒>が原則。
1.暗い場所
2.湿気がある場所 70%〜80%
3.温度が低い場所 12℃〜14℃
4.悪臭を避ける
5.振動を避ける
6.ラベルを上に向け横に寝かせる(コルクがワインに触れるように)・・・例:ワインセラーがおすすめ。
無い場合は納戸、床下収納などに、ワインを寝かせて。冷蔵庫は冷えすぎ、湿気が無さ過ぎるため適さない。飲み残しはきっちり栓をして冷蔵庫へ、少なくとも次の日までに飲む。

●ワインの飲み頃
1.新酒、並酒:ワインの新鮮さ、フルーティーさを楽しむ
例:ヌーヴォー すぐ〜半年
2.高級ワイン:熟成を待つ(品質によって熟成速度が違う)。

基本編

●ソースの色とワインの色を合わせる。
・デミグラスソースと赤ワイン
・ホワイトソースと白ワイン
●素材の色とワインの色を合わせる
・赤身の肉に赤ワイン
・白身の魚に白ワイン
●地方を合わせる
・トマトソースがふんだんに使われるトスカーナ料理に、トスカーナのワインを合わせる。
料理とワインは一心同体で発展してきた文化とも言える。
例:トマトソース・パスタにサンジョヴェーゼ・トスカーノ。

応用編

ワインの構成要素と食事の構成要素を考えてワインを合わせる。
ワインの構成:水85%、アルコール12〜13%、残糖(甘さ)、酸、タンニン(赤ワイン)、香り。
食事の構成:塩味、甘味、酸味、苦味、辛味、油、スパイス、ハーブなど。
この構成要素を加味して、ワインと食事を以下の例のように合わせると合わせやすい。
●香りの強さをあわせる
・香りが強い料理には香りの強いワインを合わせる。
香りが弱いワインをスパイシーな料理に合わせると、ワインの繊細な香りがかき消されてしまう。
反対に、パワフルな香りのワインを繊細な料理に合わせると、ワインが主張しすぎる。
例:タイムやローズマリーのようなハーブをふんだんに使用する料理には、香りの強い
ソーヴィニオン・ブランのワイン。
●油で調理された食材には、酸味のあるワイン
・ワインの酸が、口の中の油を洗い流してくれる。私たちの体の中の、胃酸と同じような働き。
●卵料理には白ワインを合わせる。赤ワインにはタンニン(渋み)が入っている。
タンニンは卵の黄身と相性が悪く、口の中で不快な粘り気を出す恐れがある。
●コクのあるクリーミーなソース(マヨネーズなど)には、乳酸発酵させたまろやかなボディのある白ワインを。
コク=ボディ。例:マヨネーズとボルドーのコクのある白ワイン、カリフォルニアの白ワインなど。
注意!マヨネーズは卵黄が含まれているので、赤ワインとは合わない!
●辛い食事には、甘いワインを合わせる。口の中で、味を調和させる働きがある。
カレーライスに添えられている福神漬けのような役割。例:カレーソースを使った料理と、ピーロートブルーなど。
注意!酸味の多いワインは、辛味を強調してしまうので、合わせないほうが良い。
スパークリングの泡も、舌を刺激し、辛味を助長させるので合わせないほうが良い。

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