倉式珈琲店
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[ご案内]苗木寄贈プロジェクト参加について

2024.02.27

その他

生産者への苗木寄贈プロジェクト

“コーヒーをコアに人と環境に優しい企業を目指す”を企業理念に持つ株式会社ユニカフェ(代表取締役社長:芝谷博司)の取り組み。
その中でも生産国支援の活動のひとつとして、お客様とともに社会的責任やサステナブルな事業活動を果たすべく、コーヒー生産国の生産者へ苗木を寄贈するプロジェクトに当社は参加しております。

苗木寄贈プロジェクトの目的

「コーヒーを飲み続けられる世界を守りたい」
コーヒーの木は病気や老化により収穫量が低下するため、安定的な生産には定期的な植え替えが必要です。
近年、国際価格の変動や気候変動により、コーヒー栽培業の持続可能性への脅威が増しており、その必要性がさらに高まっております。
 
 
当社は、株式会社ユニカフェの苗木寄贈プロジェクトに参加し、コーヒー生産者へ苗木の寄贈をすることで、継続的に生産を行い安定して収入を得られるようにサポートを行っています。

また、寄贈する苗木は、気候変動によるさび病に耐性のある品種を選択することで、コーヒーの2050年問題(※1)への取組みにも繋げてまいります。

※1 【コーヒーの2050年問題】昨今、地球温暖化によって生産国の気候変動が起きており、2050年には、コーヒー栽培に適した地域が半減し、これまでコーヒーを栽培していた地域でコーヒーが収穫できなくなると言われています。

①苗木寄贈の様子(2023年7月6日)

寄贈時期:2023年7月6日
寄贈本数:1000本

グアテマラ Ayarza(アヤルサ)地区のコーヒー生産者に1,000本の苗木の寄贈を行いました。
生産量が高いことと、さび病などの一般的な病害に耐性がある Anacafe14 という品種を寄贈しました。
合わせて現地パートナーより、正しい植樹の方法やその後の栽培方法についても指導が行われました。

②農園訪問の様子(2023年11月21日)

寄贈時期:2023年7月6日
訪問時期:2023年11月21日
寄贈本数:200本

200本寄贈された苗木は50本ずつ4列に植えられており、概ね順調に育っているとのこと。30cm程に育っていました。
古い木の隣に植樹されており、古い木は収穫が終わったらカットされます。
農園主より、「計画的なリノベーションを検討していたもののなかなかスタートできなかった。今回の寄贈頂いたことをきっかけにスタートできた。」と感謝のお言葉をいただきました。

当社商品のご案内

グアテマラ SHB アヤルサ
(中深煎り・シティロースト)

 果実のような甘い香りと程よいバランスのある珈琲。
 [特徴]アヤルサ(Ayarza)エリアは、首都グアテマラシティの南東140km付近に位置する標高1,400m〜2,000mの高地で、火山灰を含む肥沃な土壌のコーヒー栽培に適した地域です。
 農家のほとんどは作付面積平均1haと小規模で、コーヒーはシェードツリー(※2)のもとで育てられています。

※2 【シェードツリー】コーヒー葉に必要以上の日照が当たり、葉が焼けてしまうことを防ぐ日傘のような役割を果たす為に植えている木のこと。すべてのコーヒー生産地でシェードツリーを活用しているわけではありません。
※ この製品の売上の一部は、コーヒー生産者へ苗木を寄贈する費用に充てられます。

さいごに

「持続可能なコーヒーづくりのために」
今後も同プロジェクトに参加することで、コーヒー生産国への継続的な苗木の寄贈や、同エリアから買い付けた生豆(※3)を継続的に使用するなど、消費者の皆様とコーヒーの継続的な生産と生産者の安定した生活に貢献してまいります。

※3 生豆の調達はアヤルサ(Ayarza)エリア全体から行っておりますが、苗木の寄贈は同エリアの一部の農家から始めております。また、コーヒー豆が収穫できるまでには数年かかりますので、調達している生豆は、寄贈した苗木から収穫された生豆とは限りません。

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